抜毛症 治療 〜10ヶ月の歩み〜
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本編
私は15歳の高校受験をきっかけに、抜毛症を発症しました。
抜毛症とは、ストレスを原因に自分の体毛を抜いてしまう精神疾患です。
私は髪の毛を抜いていましたが、人によってはまつげ・眉毛など抜いてしまう人もいるようです。
15歳から28歳まで、半年抜かない期間もあれば、何かをきっかけに頭のてっぺんを500円硬貨くらい髪を抜いてしまうことがありました。
そして2023年 夏。
私はこれまでにないほど髪を抜いてしまいました。夜な夜な髪を抜き、気がつけばナマコサイズほどのハゲが出来ました。もうサイドの髪では隠せない。ますます悲しくなり、これではいけないと「抜毛症 カウンセリング」でネット検索をしました。
そこで見つけた約11回(月に1回)の抜毛症専門のカウンセリングを受け始めました。
具体的に髪を抜かないようにする方法も教えてもらい、今月 最後のカウンセリングが終わりました。その経過を写真とともにご紹介します。
ちなみに私が通っていたカウンセリングは、美容室が併設されていたので、毎回髪型を整えていただきました。
↓初回(2023.7)
この写真を見るだけで当時の悲しい記憶が蘇ります。外出するときは必ず帽子をかぶり、その帽子を外で外せないことにまた自己肯定感が下がっていきました。
↓初回(2023.7)※坊主後
坊主にする前より、明らかに気持ちが明るくなりました。この後、ボーイッシュな服を揃えてみたり、はじめてウイッグを買ってみたりと、坊主にする前よりおしゃれが楽しめるようになりました。
↓半年後(2024.2)
坊主にしてから半年後。髪が直毛すぎて倒れず、なかなか前髪が出来ないのが悩みでした。街ですれ違う小学生のやんちゃ坊主と同じ髪型で、少し凹んでいた時期。でも初回カウンセリングから髪の毛は抜いていません。
↓10ヶ月後(2024.5)
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この日は最後のカウンセリング。初回カウンセリングから無事抜毛せずに迎えることが出来ました。まだまだ短いですが、また前髪が出来たのが嬉しいです!
あとがき
今回はダイジェスト感覚でさらっと抜毛症 治療の経過を紹介させていただきました。
抜毛症 治療中の日記や写真を見返すと、まだ悲しい気持ちや当時の苦しい気持ちがこみ上げてきます。(今回も漫画にする活力が出ませんでした。ごめんね!)
でも、それが落ち着いたら抜毛症の体験エッセイ漫画を描きたいなと思います。
興味がある方はまた読んでいただけると嬉しいです。
最後に
↓こちらが私が通っていた抜毛症専門のカウンセリングもなさる美容室 hoppeさんです
また、一般社団法人日本抜毛症改善協会のHPではお住いのお近くの抜毛症専門のカウンセリングができる施設・理美容室が検索できます。悩める方やお知り合いに抜毛症の方がいらっしゃったらオススメしてみてね。
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